こち亀がついに最終回!!最終回の裏話を紹介

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こち亀がついに最終回!!最終回の裏話を紹介

こち亀の都市伝説を聞いたことはありますか?
この都市伝説や裏話を読めば衝撃を受けたり、そう思いたい事柄だったりと色々です。
ジブリ関連アニメやディズニーシリーズの都市伝説も掲載していきます。
聞いた覚えもあるお話や初めて聞く裏話など多数紹介していきます。
今回のお話はこち亀の裏設定 都市伝説です。

ついに「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が最終回を迎えました。

40年もの間連載を続けてきた大人気作品ですので、最終回にはさまざまな期待や予想が寄せられました。

実際はどのような最終回だったのでしょうか?

今回は最終回の裏話を紹介したいと思います。ぜひ最後まで見ていってください。

■最終回のあらすじ

こち亀は1976年から週刊少年ジャンプで連載されたギャグ漫画です。以降40年にわたり連載され愛されてきました。基本は1話完結のギャグ話が主ですが、感動する人情話があったり時事問題に切り込んだり、作者の趣味全開のマニアックな回が存在するなど話の内容は多岐にわたります。
40年にわたる連載の最終回はコミックスとジャンプ本誌で同時発売されました。どちらも内容がほぼ一緒ですが、オチだけが異なる仕様になっています。まずはそのあらすじを紹介します。
どちらも「こち亀復活キャラベスト10!」を行うメタネタになっていまが、1位がジャンプ本誌では星逃田刑事になっており、コミックス200巻では両津勘吉になっています。
ジャンプ本誌でのオチは、星逃田刑事がこち亀レギュラーになれるという優勝特典に大喜びするものの、こち亀が今週で終わってしまうことを知り「うぉーせっかくレギュラーになれたのに」と泣くというものです。
コミックスでは200巻記念、40周年記念の300万円かけた祝賀料理に、両さんが全て唾をかけてしまって食べられなくなってしまうという形で終わります。
どちらもこち亀らしい明るいオチになっていますが、40年の歴史を締め括るにはあっさりしすぎているのでは?という声もあったようです。

■ジャンプはこち亀一色に!こち亀最終回特集の内容とは

こち亀最終回が乗ったジャンプでは、こち亀にまつわる特集がさまざまに組まれました。表紙はもちろん両さんです。秋元先生が描く両さんの他に、ONE PIECEの尾田先生、NARUTOの岸本先生、ハイキューの古舘先生が書いた4人の両さんが描かれています。見開きではジャンプ連載作家一同が両さんを描き下ろしています。
特典もこち亀尽くしです。なんと、こち亀第1話がフルカラーで掲載されました。現在のこち亀と見比べてキャラクターの違いを楽しめるのではないでしょうか。特典としては両さん200体集合ポスターと大原部長の大説教ポスターがついています。
他の作品も両さん特集に協力しています。ジャンプ掲載の全ての掲載作品の中から40個の「両さんの眉毛」を見つけようという面白い企画が組まれました。掲載作品の一部にさりげなく両さんの眉毛のようなものが登場しているのです。
斉木楠雄のψ難ではこち亀最終回そのものがネタとして盛り込まれており、巻末の作者コメントも全てこち亀最終回に対するコメントになっています。まさに両さん尽くしの一冊です。それだけ愛される作品ということですね。

■幻の最終回がある?

こち亀最終回の盛り上がりはジャンプ本誌にはとどまらず、全国を回るこち亀展も開催されました。見所は原画や作中に出てきたお化け煙突の模型、神田明神に奉納されたこち亀絵巻など多数ありますが、最大の目玉はなんと幻の最終回です。
こち亀展に展示された幻の最終回とは、秋元先生書き下ろしの「思い出」というお話です。
この話は最終回ののちに発売された「こち亀 無限巻」にも掲載されています。気になる方はぜひチェックしてみてください。では幻の最終回「思い出」のあらすじを紹介したいと思います。
ある日派出所に中川部長が出勤してくると両さんがいません。派出所メンバーのなかで両さんの行方を知っている人は1人もいませんでしたが、電話で馬券を買ったりするなどなんだかんだ生きてはいるようです。やがて両さんの机周りを探っていた派出所メンバーは鍵のかかった小箱を見つけます。みんなで開けようと挑戦しますがなかなか空きません。本田や麻里愛の協力を経て鍵を開けますが、中にはダイアルロック式の鍵がついていました。中川が鍵開けをした結果「1182」の番号で鍵が開きます。
一方の両さんは南の島でサーフンを楽しんでいました。サーフィン仲間が両さんの財布を覗くと、そこには派出所メンバーの写真が。こいつらは?と聞かれた両さんは答えます。「いいやつ(1182)らだよ」そして「そろそろ帰らないとな」と呟くのでした。
両さんの大切にしていたものが「仲間との思い出」であるということがよくわかる作品ですね。ジャンプ本誌やコミックスに掲載されたドタバタコメディの最終回とは違い、心温まるお話になっています。3種類の最終回を読み比べてみるのも面白そうですね。

■まとめ

いかがだったでしょうか。長年愛されてきたこち亀ですから、最終回に対する期待もとても高かったと思います。しかし、その盛り上がりと内容はハードルを超えるものだったのではないでしょうか。今回ご紹介した裏話を参考にこち亀最終回を楽しんでもらえればなと思います。最後まで見てくださりありがとうございました。