耳をすませばの都市伝説について!また裏話

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耳をすませばの都市伝説について!また裏話

あなたは耳をすませばについての都市伝説を聞いたことはありますか?
この都市伝説や裏話を読めば衝撃を受けたり、そう思いたい事柄だったりと色々です。
ジブリ関連アニメやディズニーシリーズの都市伝説も掲載していきます。
聞いた覚えもあるお話や初めて聞く裏話など多数紹介していきます。

今回はスタジオジブリが手掛けた、耳をすませばの裏話です。

耳をすませばは、ジブリが手掛けた恋愛ストーリーです。
恋愛ストーリーにもかかわらず、都市伝説と化している場面があります。
今回はその都市伝説について考察しつつ、耳をすませばの裏話について紹介します。

中学3年生の月島雫は、周りが受験対策に追われる中で学校の図書館や市内の図書館などで本を読み漁っていました。
ある日のこと、自分が借りた本の貸出カードに「天沢聖司」という名前を発見し、自分が借りた本のほとんどに彼の名前があったのです。
雫は次第に彼のことが気になり始めました。
親友の夕子に相談するも、結果的に空振りに終わってしまいます。
夏休みに入り、雫は図書館へ向かう途中、太った猫と出会います。
その後を必死に追いかけているうちに、「地球屋」というアンティークショップを見つけ、「バロン」と呼ばれる猫の置き物に妙な関心をよせ、心が揺さぶられたのです。
ふとしたことでこの場所を見つけた雫は、遂に運命的な出会いを果たすことになります。

耳をすませば あらすじ

耳をすませばの都市伝説について考察、また裏話について紹介


耳をすませばの裏話について

「耳をすませば」ができた裏話について、当時の宮崎監督が雑誌「りぼん」の中に柊あおいさんの漫画を見つけたことがきっかけです。
また近藤喜文監督が「少年少女の爽やかな出会いの話をやってみたい」と話していたことで、話が盛り上がり結果的に制作が開始されたのです。
制作の過程で、宮崎監督が「原作を忠実にアニメ化しても単なるラブストーリーでしかない」という趣旨の内容を語り、原作から変更点を加えました。
例えば、月島雫たちの学年が中学1年生から3年生へ変更し、「受験」という要素を加え、聖司の将来の夢が、原作では画家でしたが映画ではバイオリン職人に変更され、留学するという目標を入れたのです。
これらの変更点により、強いメッセージ性と現実味が加わった恋の物語が完成したのです。
さらにジブリ作品ということで、すでに公開された映画の作品を隠し味として登場させること、つまり「隠れジブリ」をいくつか入れました。
例えば、雫が本を探している途中に「TOTORO」という名前の本があるなど、今となってはジブリファンが楽しめる要素をこの段階で入れています。
ジブリならではの要素が入った恋愛ストーリーは、この作品が色濃く映ったことでしょう。

耳をすませばの都市伝説3選

耳をすませばの内容に関する都市伝説があります。
その中からこちらで3つの都市伝説を取り上げて紹介します。

天沢聖司の雫に対するストーカー疑惑

映画のシーンでは、本の貸出カードに聖司の後に雫が借りている展開となっています。
普通であれば運命的な何を感じても不思議ではありませんが、あまりにも雫が借りそうな本を聖司が読みすぎていることに対して、ストーカー疑惑が持ちあがったのです。
聖司も図書館通いをするのなら、雫が図書館通いをしていることは十分把握できます。
さらに雫が読む本のジャンルをこっそりバレないように把握することは「顔見知りではない」時点でできたはずです。
そしてきっかけを作るために、わざと雫が歌ったカントリーロードの替え歌に対して嫌味を言いました。
今度は仲良くなるために、ヴァイオリンを作っているカッコイイ姿を見せて、雫に対して良い印象を与えたのです。
これを「ギャップ効果」と言いますが、この場合は悪い印象だったことを急に良い印象に変えた出来事でした。
極めつけは、聖司が雫の家を知る要素や場面が映画では描写されていないのに、物語終盤で雫の家の前で偶然を装い自転車で待っていたことです。
携帯電話がない時代、特定の個人の家を知るには探偵を雇うなどをしないと特定ができないことから、雫の後をつけて自宅を割り出したこと以外考えられません。
彼の内面は「好きになった女性」に手段を選ばず、雫の心を手にするために一直線なのかもしれません。

「猫の恩返し」は月島雫が作った物語!?

耳をすませばが公開された年は1995年、猫の恩返しが公開された年は2002年です。
猫の恩返し自体の作品は、耳をすませば同様に柊あおいさんが手掛けました。
耳をすませばのスピンオフ作品という位置付けですが、なぜか耳をすませばの主人公である月島雫が書いたことになっているのです。
スタジオジブリの猫の恩返しに関するホームページには、しっかりと原作名に「柊あおい」と記載してあるにもかかわらず、なぜこのようなことになったのか不思議としか言いようがありません。

聖司のプロポーズを雫が受ける→自殺者が急増!?

一見すると、物語終盤で聖司が雫に対して行うプロポーズは胸がキュンとするシーンだったはずです。
しかし、耳をすませば公開からしばらくして、特に女性の自殺者が急増したと言うのです。
映画公開から十数年経った今では、その真偽は判別することが難しいですが、この都市伝説が生まれた要素として、男性が海外へ長期出張して日本へ戻ってきた時にプロポーズした女性と結婚するはずが、男性が裏切って現地の女性と結婚してしまい、待っていた女性の気持ちを踏みにじったことにあります。
それで悲観的になった女性が自殺したというのです。
あくまで一般論ですが、プロポーズの約束を破ることは許されないことです。

耳をすませばの裏話 まとめ

「耳をすませば」スタジオジブリが初めて手掛けた恋愛ストーリーです。
この作品を手掛けた裏話が宮崎監督がたまたま雑誌「りぼん」を見ていたことが大きな要因として語り継がれています。
また都市伝説と呼ばれる要素も多く含んでおり、もし機会があった時にもう一度この作品を見ることがあれば、都市伝説を意識しながら見ると、これまでとは違った視点で物語が楽しめるでしょう。

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