来訪者編がついに放送開始!魔法科高校の劣等生のあらすじと感想について紹介

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来訪者編がついに放送開始!魔法科高校の劣等生のあらすじと感想について紹介

魔法科高校の劣等生の来訪者編がアニメ2期目として最速で2020年10月3日に放送されます。

学園アニメ×魔法がコラボした作風であることが特徴的です。

今回は魔法科高校の劣等生のあらすじと実際に見た上での感想などについて紹介します。

魔法科高校の劣等生のあらすじについて紹介

この作品の主人公である司馬達也は、妹の司馬深雪と一緒に国立魔法大学付属第一高校(以下第一高校と表記)に入学することになります。

第一高校は一科生「ウィード」と二科生を「ブルーム」に入学試験の成績次第で結果が分かれるのです。 

結果として深雪は一科生、達也は二科生に振り分けられてしまいました。

しかし、深雪曰く「お兄様の魔法技術力は私より劣るのに『劣等生』扱いするのはおかしい」と嘆くほどしこりが残ってしまいました。

達也たちは、入学早々に様々なトラブルに巻き込まれ、その過程で生徒会から一目置かれる存在になっていくこととなります。

魔法科高校の劣等生 来訪者編

魔法科高校の劣等生を見た感想と考察について

実際に魔法科高校の劣等生を見た感想と考察を各項目ごとに分けて紹介していきます。

一部はネタバレが含む要素もありますので、ご了承ください。

「深雪ファースト」な達也

達也は 深雪のガーディアン的な存在です。

深雪のことを愛し、何かあったら深雪のために行動するのが達也の存在意義にもかかわってきます。

達也は四葉家より深雪を守るガーディアンとして「命令」を受けているのです。

深雪ファーストは達也にとっては「任務」なのです。

当の深雪は達也に対して、感謝以上の好意があるようですが……。

アニメを見る限りでは、達也は任務という固い感じで深雪を守っているわけではなく、何か別の気持ちがあるのかもしれませんね。

達也の感情はまるでロボット!?深雪への愛以外の感情について

達也は基本的に喜怒哀楽の感情を表現することが苦手です。

アニメ1期の2話では、達也は深雪に対して「怒ることができない俺のためにお前が代わりに怒ってくれる」という趣旨の発言をしていました。

それにしても、感情が表現できないってまるでロボットのようですね。

その理由としてネタバレ要素を含みますが、説明します。

達也は十師族の1つにあたる四葉家の長男として生まれ、6歳の時に「人造魔法師実験」の被験者となりました。

6歳なので「実験を受けてみたい」という本人の意思確認が取れていたかどうかは不明はありますが……。

結果的に実験は成功したものの、人工魔法演算領域確保のために達也の感情の大部分が失われてしまったのです。

達也が生まれた時から使えた魔法が「分解」と「再生」に関する要素です。

それなのになぜ実験が必要だったのかというと、あくまで推測ですが、他の魔法を使用できるようにして「万能」な存在にしたかったのではないかと思われます。

それでも深雪に対する「兄妹愛」の感情だけは残ったのです。

達也を「人間」として垣間見える部分はこれだけで、あとはロボットそのものです。

例えば、横浜騒乱編で達也がマテリアル・バーストを放ち、敵を艦隊ごと消滅させました。

これは人を殺すというレベルではなく、「消滅」させたのです。

消滅させたことに対して達也は何も罪悪感は感じていません。

また、恋愛感情もほぼゼロに等しく、深雪の同級生である光井ほのかからのアプローチがあっても、無視しています。

つまり、深雪への愛以外の感情はゼロに等しく、そういった面ではロボットと言わざるを得ません。

達也の仲間たちは、素性を知ってか知らずかたまに達也をいじる

達也は、第一高校で出会った西城レオンハルトや千葉エリカたちからいじられています。

例えば、達也のイメージはどんなものか連想される場面があり、達也のことをサイボーグとか血の通っていないロボット(ロボットに血は通ってはいない)など、常に冷徹な達也をこのようにいじっていました。

でも達也は怒らず、「俺をそんな風にみていたのか」と軽くスルーして対応したのです。

達也は大人の対応をしたわけですが、感情の大部分を失った達也は基本的に怒れないから実質的にスルー対応をしたのだと思われます。

ただ、達也をいじりすぎるとこのようなことになるかもしれません。

「もしかして、あなたとんでもない秘密を抱えていますね。例えば何かの実験をさせられたとか」のようなことを冗談半分で言ってしまうと、達也は深雪への脅威だと感じて排除にのりだす可能性があるので、達也をいじりすぎるとヤバいです。

特に、深雪への脅威を感じさせるいじりかたをすると危険です。

達也は一人でも「暗殺」が可能

結論から言えば、達也は一人でも「暗殺」が可能です。

なぜかと言うと、先ほど少し紹介しましたが達也の魔法は分解と再生が根本となっており、分解の要素を応用した魔法を使うと人を「消滅」させることができるからです。

一般的な殺人という概念ではなく、強制的に「行方不明」にさせるイメージと言えば理解できると思います。

殺人だと死体が残り、警察が捜査することで痕跡を追って犯人にたどり着くことになりますが、人をナノ粒子レベルにまで分解することによって消滅させると痕跡が残りにくくなるのです。

また達也は大規模な分解魔法に相当するマテリアル・バーストが使えるため、その実力が認められた証拠として戦略級魔法師・大黒竜也(本人の希望により偽名)特尉というの軍関係の地位を持っています。

さらに分解魔法は、能力を凝縮して狭い範囲で発動すれば、人一人くらいは楽に消滅させることが達也であれば可能です。

軍に認められるほどの実力があれば、達也より強い奴がいない限り、一人でも暗殺が可能なのです。

まとめ

魔法科高校の劣等生は、普通の学園アニメとは違って奥深いものを感じます。

魔法が使える世界観ですが、そこにはびこる悪と達也と深雪の兄弟愛が絡むことによって、作品が面白く仕上がっているように思えるのです。

また横浜騒乱編では、達也が深雪への脅威を排除するために発動したマテリアル・バーストは、核爆弾1発の威力以上のものを感じました。

深雪を守るためなら、罪悪感を捨ててでも守り抜く達也の姿勢が好ましく思えましたね。