アニメ3期目がついに放送!ダンジョンで出会いを求めるのは間違っているだろうかのあらすじと感想を紹介

18/10/2020

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アニメ3期目がついに放送!ダンジョンで出会いを求めるのは間違っているだろうかのあらすじと感想を紹介

ダンジョンで出会いを求めるのは間違っているだろうか(以下ダンまちと表記)のアニメが3期目となって最速で2020年10月2日より放送されます。

3期目が放送されるということで、一定以上の人気がある作品です。

今回はダンまちのあらすじと実際に見た上での感想などについて紹介します。

ダンまちのあらすじについて紹介

この作品の主人公であるベル・クラネルは、冒険者になるために迷宮都市オラリオにやってきました。

そこで女神・ヘスティアと運命的な出会いを果たし、眷属となり冒険者としての第一歩を踏み出します。

しかし、冒険者になったものの、思うように稼げず仲間もいないベルにとっては、その日暮らしが精一杯で、ダンジョンを探索しやすくするレベル上げもうまくいっていない状況が続いていました。

だがある日のこと、ベルが探索している階層に出現するはずのないミノタウロスが現れ、ベルはアイズ・ヴァレンシュタインに助けられないことで、運命の歯車に変化が生じたのです。

中でも、憧憬一途(リアリス・フレーゼ)の取得がこれまでのベルの状況を変える大きな要因となります。

これを機にベルは短期間のうちに強くなっていき、ヘスティアファミリアの規模拡大に直結する働きを見せることになるのです。

ダンまち

ダンまち見た感想と考察について

実際にダンまちを見た感想と考察を各項目ごとに分けて紹介していきます。

一部はネタバレが含む要素もありますので、ご了承ください。

ベルの成長過程はまるでRPGそのもの

駆け出しのころのベルを見ていると、まるでRPGをプレイしているように思えました。

単行本1巻やアニメ1期の序盤から察するに、レベル1の状態です。

ダンまちの世界で今のところ最高レベルは、フレイヤファミリアに所属するオッタルのレベル7となっています。

実は、このレベルは単純に「7」ではなく、ファイナルファンタジーやドラゴンクエストなどのゲームに置き換えると×10倍の70程度に相当する強さなのです。

その考え方で行けば、駆け出しのころのベルの実質的なレベルは10以下と言えます。

ですがベルは憧憬一途(リアリス・フレーゼ)、簡単に言えば「アイズのように俺も強くなりたい」と願いが能力化したもので、成長速度が飛躍的に増してレベル上げにつながり、リトル・ルーキーという二つ名が付く頃にはレベル2になり、アニメ3期が始まる頃にはレベル3になっています。

レベルが上がる要因となったのは、ベルがMPが尽きるまでファイアボルトをミノタウロス(オッタルが仕込んだモンスター)に放ち続けて、自力で倒したことが大きいです。

MP切れでベルは動けなくなりましたが、このミノタウロスを倒したことで、レベルが1上昇するほどの価値があったと推察します。

イメージとしては、ドラゴンクエストでメタルキングを100匹倒したときに手に入る経験値をものにした感じです。

その過程でリリルカやヴェルフなどの仲間が加わったのは、まさにRPGをプレイしているようで感慨深いものがあります。

ベルが女性キャラに好かれる理由

結論から言えば、ベル・クラネルの優しさにあります。

困っている人を見過ごせず助けたい気持ち、性格的にはアンパンマンをイメージしていただければわかりやすいです。

一例を紹介すると、ベルは初めてパーティーを組んだリリルカ・アーデ(通称リリ)にヘスティアナイフ(ベルの主力武器)を奪われても、ベルはリリを恨むどころか、リリが別の冒険者たちに裏切られたところを助けにいったのです。

リリにしてみれば「なぜ、裏切った私なんかを助けるの」ということでしょうが、きっとベルは「助けるために理由なんているのかい」と答えることでしょう。

リリはベルの優しさに包まれ、泣いたシーンがありました。

アニメ3期開始時点で、ベルに好意を持っている身近な女性キャラクターはリリを除くと、ヘスティアやサンジョウノ・春姫などがいます。

しかし当の本人は、女性陣の好意に気付いているのかいないのか、あいまいな状態が垣間見えます。

神様の能力が地上では使えないが……

迷宮都市オラリオを含む下界において、原則論として神の力の使用は禁じられています。

これを破ると、天界へと強制送還されて二度と下界へは降りて来られなくなるのです。

ヘスティアはベルのためなら能力を使ってもかまわないと思っているが、一度だけ能力を使ったことがあります。

それは地下ダンジョン18層で、神威と呼ばれる神のチカラの一部を開放したのです。

当然ながらバレたら天界へ強制送還です。

しかし、「地下」で発動したことと神威のチカラに反応した18層の上から階層主がやってきたことでそれどころではなくなり、冒険者たちが階層主を倒したことで、ヘスティアの重大な違反が階層主と一緒に消えたかっこうとなりました。

とにかく、ヘスティアは告発されなくてよかったですね。

ベルはアイズが好きなのだが……

ベルは憧憬一途によりアイズが好きなのですが、アイズはベルのことが恋愛的な意味で好きは言えません。

なぜならアイズは、幼少期の頃に起こった出来事により恋愛感情に疎くなっているからです。

つまり、ベルに対して戦闘訓練という名目で「協力する」ことなら問題ありませんが、パフェなどを食べてイチャイチャするような「デート」ができないのです。

もし、アイズに恋愛感情が芽生えれば(ソード・オラトリアで復讐を果たした後になると思われる)、ベルと付き合う可能性はゼロではないでしょう。

まとめ

ダンまちは、一人の少年が仲間を作って成長していくファンタジー作品です。

神様が関与する世界観がギリシャ神話を彷彿させる何かを感じさせます。

また、主人公のベルは始めこそ決して強くはありませんでしたが、アイズとの出会いによって一気に強くなるきっかけが生まれたのが、ある意味この作品を盛り上げていく要素になっていると思いました。

ベルは決して女たらしではなく、少し奥手でピュアな少年なのです。

彼の活躍が迷宮都市オラリオをどのように変えていくのかが楽しみですね。