なつぞら あらすじ 第4週(19話~24話) ネタバレ 最終回
なつぞら あらすじ 第4週(19話~24話) ネタバレ 最終回!!
放送予定の人気ドラマのあらすじとキャスト・相関図を紹介!
あらすじをネタバレで紹介しています!
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なつぞら あらすじ 第4週(19話~24話) ネタバレを配信!
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それでは今回も気になるドラマ、なつぞらのあらすじをネタバレで紹介していきます!
なつぞらの概要
1946(昭和21)年初夏、戦争が終わり、奥原なつ(9)は柴田剛男に連れられ、北海道・十勝にやって来た。
戦災孤児のなつを受け入れた酪農一家・柴田家は、北陸からの開拓移民。
剛男となつの父とは戦友で、もしもの時は、お互いの家族の面倒を見るという約束をしていた。剛男の義父・泰樹は偏屈者で知られていた。泰樹は、なつを厄介(やっかい)者と言いながらも内心、不憫(ふびん)に思っていた。
子どもながらに覚悟を決めたなつは、牛馬の世話や乳搾りを懸命に手伝う。
なつの頑張りに心を動かされた泰樹は、生きる術(すべ)をとことん叩き込む。
なつも天真らんまんな子どもらしさを取り戻していく。やがて、なつはすてきな馬の絵を描く少年・山田天陽と出会う。
天陽から当時、アメリカで流行(はや)っていた漫画映画の魅力を教えられ、" 絵が動く" 夢のような世界があるのかと感動する。
高校生になり、なつは天陽の影響で、絵を描く仕事に夢を持ち始めていた。
そんな折、生き別れていた兄が東京で働いていると知らされ…。
なつに旅立ちの日が近づいていた―。
《 なつぞら-あらすじ-19話~24話 》
💛 なつぞら-19話
昭和30(1955)年 7月。
奥原なつ(広瀬すず)は演劇部に入部しました。
演劇部の練習は、グラウンドを走ったり、腹筋したりと、体育会系さながらの厳しさで、筋肉痛を起こしたなつは、呻きながらも牛の世話をしていました。
それを見ていた柴田泰樹(草刈正雄)や富士子(松嶋菜々子)らは、牛の世話は無理せず演劇に集中するといいと言ってくれました。一方、剛男(藤木直人)は酪農家たちを集めて、牛乳の共同販売に関する協議をしていました。
けれどその場に大酪農家である柴田家の泰樹が来ていないことに皆は不満を漏らし、議会は紛糾しました。
大樹と農協との問題はこじれるばかり。
この問題を、泰樹のためにも解消すべく、なつは演劇という手法を通して、問題解決の答えを見つけようとしていました。なつは、今でも時々、兄・咲太郎へ孤児院宛に手紙を書き続けていました。
もう孤児院に兄はいないだろうと知りつつも、全く返事のない兄の今の居場所は分からず、そうするしかありませんでした。
手紙には、近況であったり、柴田家でこのまま働いていきたいという将来の想いであったり、兄に会いたくて仕方ないと願う気持ちであったり、そういった思いの丈を認めました。なつと小畑雪次郎(山田裕貴)は、演劇部に興味をもつ学友の居村良子(富田望生)と、勝農高校の番長と呼ばれる男・門倉努(板橋駿谷)を、演劇部に連れて来ました。
門倉は「演劇部に女子を入れるな」などと絡んできた男で、ひと悶着あったものの、互いに熱きFFJ(日本学校農業クラブ)精神を確かめ合ったことで、意気投合したのでした。コワモテの新入部員に、部員たちはざわめくも、顧問の倉田隆一(柄本 佑)先生は、二人を快く受け入れました。
そして倉田は、いよいよ台本が完成したと、皆にお披露目しました。
💛 なつぞら-20話
完成した台本のタイトルは『白蛇(はくじゃ)伝説』。
内容は、十勝音問別でまことしやかに語り継がれている伝説をベースにしたもので、「個人の問題と集団の問題」をテーマにしたものでした。倉田は、なつにヒロインを任せ、そして美術背景を山田天陽(吉沢 亮)に頼めないかと、なつに打診しました。倉田は、雪月に飾られていた天陽の絵に一目惚れしていたのです。
さっそく天陽に相談するなつ。
天陽は時間が取れないながらも、なつや雪次郎の役に立てるならと、喜んで引き受けてくれました。そこに天陽の父・正治(戸次重幸)がやってきて、絞った牛乳の味見をしてほしいと、なつに頼みました。
というのも、山田家の牛乳は乳脂肪分が低いからと、どのメーカーにも安値しか付けてもらえないという。けれど、餌は柴田牧場と同じものを使っており、味も遜色ないと自負してる正治にとって、納得のいかないものでした。
なつも試飲してみたところ、柴田家の牛乳と変わらないように感じ、首を捻るばかりでした。夕飯時、そのことを話題に出すなつ。
泰樹は「同じ餌であってもそう簡単に美味い乳は採れない」と返しますが、なつは引き下がることなく「もし乳脂肪検査が適切に行われていなかったら」と口にしてしまいます。
一瞬、場が凍りつき、照男(清原 翔)は、なつに「滅多なことは言うな」と窘めました。
「ごめん」となつが謝ると、剛男が「農協の牛でもあるし、自分が見に行く」とフォローし、泰樹は食事もそこそこに席を立ってしまいます。なつは、ナーバスになっている泰樹を、果たして演劇で喜ばせてあげられるのか、むしろ傷付けたりはしないかと、不安になっていました。
けれど台本を読んだ富士子は「大丈夫。なつが演じるんだし」と勇気付けてくれました。
そして夕見子(福地桃子)も、演劇をやりたいというなつを、応援してくれたのでした。
💛 なつぞら-21話
なつは、舞台の絵描きを快諾してくれた天陽を演劇部に連れてきました。
倉田は「きみの絵には十勝に生きる人間の魂が表現されていた」と天陽の絵を絶賛すると、絵をどのように描くのかは、天陽が稽古を見て感じたままに描いてくれればいいと、天陽の感性に一任しました。ちなみに、倉田の書いた演劇『白蛇伝説』の内容というのは…
◇◇◇
昔々、とある村にポポロという勇敢な青年がいました。
ある日、ポポロは、白蛇を獲って食べようとしていた子供たちから、白蛇を助け、川へと逃がしてやりました。
するとオショロコマという珍しくて美味しい魚が飛び上がってきました。ポポロはそれを子供たちにあげると、子供たちはとても喜びました。
ポポロは、助けた白蛇はきっと神様の使いに違いない、と思ったのでした。そうしてしばらくの後。
ポポロの村では、恐ろしい死病が流行りました。
その病を治す方法は、鮭の皮を煎じた薬を飲むことでした。
けれど、ポポロの村は川上にあって鮭は獲れません。
そこでポポロの村長は、仲の悪い川下の村へと赴き、鮭を分けてもらえないかと相談しました。
すると、川下の村からこのような条件を出されたのです。「村長の娘ペチカをこちらへ嫁がせれば、鮭を分けてやる」と。
村長が村に戻ってこのことを話すと、ポポロと村人の意見が二分してしまいます。
乱暴者がひしめく川下の村にペチカを嫁がせるわけにはいかないと反対し、川下の村との戦も厭わないと主張するポポロ。
一方、戦などすればその間に病魔に侵された者は死んでしまうと、直ちにペチカを嫁がせるべきだと主張する村人たち。両者は、どちらも意見を曲げず議論は平行線。
そこでペチカは…。
◇◇◇
といった内容でした。
ポポロ役を雪次郎、ペチカ役をなつが演じます。
ポポロと村人たちが議論を白熱させる中、満を持してペチカが登場し、ポポロを宥めるのですが、なつの台詞はまるで棒読みで説得力がありませんでした。
倉田は何度もなつにダメ出しをして、厳しく怒鳴りつけます。
なつとしては何がダメなのか具体的なことがさっぱりわからず、一向に改善できません。その夜、自分の不甲斐なさに涙するなつでした。
そしてあくる日も、やはり倉田に「お前の台詞には魂が見えてこないんだ!」とダメ出しされてしまいます。
その様子をじっと見ていた天陽は「魂なんてどこにいるんですか?魂なんてつくれませんよ」と倉田に食ってかかったのでした。
💛 なつぞら-22話
倉谷に食ってかかった天陽は、「なっちゃんのままではダメなのか?他の魂を作らなければならないのか?」と言葉を続けました。
すると倉田は、天陽の言うことは正しい!と頷きました。そして「登場人物の気持ちや魂なんてものはどこにもない。演劇とは、その存在しないものを作るのではなく、それぞれの役者が自分の中で感じたものを、自分の感情や魂をつかって表現することだ」と、なつたちに言い聞かせました。
そしてなつには「役をマネしようとしてるだけで、自分の感情を全く動かしていないことが問題なのだ」とアドバイスします。
「芝居ってこんなに難しいのか」と頭を抱えるなつでした。なつは子牛を相手に練習したり、雪次郎に相談したり、そうやって自分なりの芝居を模索していきました。
頑張るなつの姿を見た富士子が感心すると、なつは「お母さんたちには良くしてもらってるから、何かの役に立ちたい。演劇を通して、十勝の酪農をアピールできたらいいな」と口にしました。
そんな、なつの気持ちを知った富士子は、雪月を訪れました。
富士子は、「良くしてもらった」などと他人行儀なことを言うなつに寂しさを感じつつも、本当の親子になれないのなら、せめてなつを精一杯応援する人でありたいと、演劇で配るお菓子を牛乳を使って何か作ってもらえないかと、雪次郎の母・妙子(仙道敦子)に相談したのでした。一方、模索して一皮向けたなつは、涙を浮かべながらペチカを演じました。
その真に迫る演技に、皆一同、息を飲んで感じ入りました。
💛 なつぞら-23話
ようやく演劇もカタチになってきて、天陽の筆も進みました。
衣装も良子を中心に、着々と出来上がっていきます。当日に振舞う菓子についても、雪月の主人・雪之助(安田 顕)は快諾してくれて、富士子たちと案を出し合いました。そうして決まったのが、学校で採れた牛乳を使ってアイスクリームを作り、それをモナカの皮に挟んで提供するというもの。
そうすれば、十勝酪農の発展のために頑張る生徒を応援することにもなるだろう、と。その趣旨に剛男たち農協も賛同し、力を貸します。そうして各々の準備は順調に進み、いよいよ地区予選大会当日の朝を迎えました。
なつは出掛ける前に、牛舎にいる泰樹へと声を掛けました。
「この芝居を見せたいのはじいちゃんだけだから、必ず見に来てね」と。
泰樹は「もちろんだ」と約束すると、笑顔でなつを見送りました。大会会場には、多くの人が集まっていました。
アイスクリームも大変好評で、その盛況に胸躍らせるなつや雪次郎。
天陽の描いた舞台背景も見事で、倉田先生は「まさしく彼の魂そのものだ」と大絶賛しました。
そして衣装に着替えたなつたちは、円陣を組んで気合を入れると、出番を待ちました。けれど開幕直前になっても泰樹の姿がありません。
泰樹は家を出た直後、馬に乗ってやってきた天陽に呼び止められたのでした。
天陽は切羽詰った様子で「急に牛の具合が悪くなった。農協の人に看てもらおうにも農協はもぬけの殻で、頼れるのは泰樹しかいない」と訴えたのです。そうして山田家へと赴き、牛を看る泰樹。
病状は、腹にガスが溜まる鼓腸症でした。マメ科の餌を食べ過ぎたときに生じる症状とのこと。
実際、山田家ではマメ科のクローバーの葉などを与えており、それは剛男のアドバイスでもありました。乳脂肪分が低いと買い叩かれる山田家は、量を増やして利益を得るしかないと、乳量を増やすための施策でした。
その事情を聞いた泰樹は、山田家の牛乳を味見することに。そうこうしているうちに時間となり、泰樹と天陽が来ないまま、演劇が始まってしまいました。
泰樹のいない観客席を物陰から覗くなつでした。
💛 なつぞら-24話
村長役の門倉がセリフを飛ばすというアクシデントがありつつも、なんとか乗り越え、物語は佳境へと入っていきました。
そこでやっと、泰樹と天陽が会場へやってきます。
ここからの『白蛇伝説』の展開は、こうでした。
◇◇◇
ペチカを嫁がせたくないと主張するポポロと、嫁がせて病人を助けたいと主張する村人たち。
ペチカは、ポポロを諌めます。
自分のことだけを考えてはいけない、わたしは嫁ぐ覚悟がある、と。
そして川下の村を敵視する村人たちにも疑問を呈しました。
果たして、川下の村は憎むべき相手なのか。争うべき相手なのか。
ペチカは、自分が川下の村との友好の架け橋になれたら、と願ったのです。それでもポポロは婚約者であるペチカが、他へ嫁いでしまうことに納得できず、泣き叫びました。
そんな絶望したポポロの前に、白装束を着たペチカそっくりの女性が現れました。
その女性は、以前、ポポロが助けた『白蛇』だという。
神様の使いである白蛇は「ひとつだけ、願いを叶えましょう」とポポロに尋ねました。
するとポポロは「ペチカを嫁がせないようにしてください」と願いました。その後、ペチカは謎の眠り病に罹り、嫁ぐことは叶わなくなりました。
ペチカが嫁げなくなったことで、病に伏した村人たちも、ただ死を待つのみ…。絶望が村を覆います。
そこでポポロは、己の判断が誤っていたことに気付くのです。
なぜあの時「村を救ってください」と願わなかったのか、と。頭を抱え失意のどん底に落ちたポポロの前に、再び、女性の姿をした白蛇が現れました。
白蛇は「わたしがいけないのです」と言います。
白蛇はポポロに恋したが為に、良からぬ行いと知りながらも、ペチカを眠らせてしまったという。
そのことをポポロに謝ると、白蛇は「どうぞわたしの体を焼いてください」と言いました。
白蛇の皮を煎じて飲めば全ての病は治るだろう、と。
そして、オショロコマがたくさん獲れるようになるから、それを川下の村と分け合ってください、と。
そうして白蛇は、ポポロの幸せを願いながら、姿を消してしまうのでした。◇◇◇
物語は大団円を迎え、会場は大拍手に包まれました。
芝居を見た泰樹は、神妙な面持ちで会場を後にしました。
なつたちは演じきった達成感と充足感を噛み締めつつ、泰樹たちのところへ行きました。
泰樹は、物思いにふけりながら天陽の牛のことを話し出しました。
自分の牛乳と遜色ない味だったにも関わらず、一升6円も安く買い叩かれていたと。
泰樹は「どう考えても、おかしい」と呟くと、自分の牛乳も農協に預ける決意をしました。
これからは皆と共に団結していく、と。
剛男は、泰樹の一大決心に心から感謝しました。そして泰樹は、なつに向き合うと「儂は愚かだったな…」と零しました。
するとなつは「じいちゃんは愚かなんかじゃない!」と否定すると、「じいちゃんは、わたしの誇りだもの!」と涙を浮かべながら、泰樹に抱き付いたのでした。
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